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日常の中のサイコパス

 「ここだけの話だけれど」と、自分が知りえた他人の秘密を口外する人は、複数の人に同様の手口を使っています。自分は信頼されている、選ばれた存在だ、などと思うと、後で、裏切られた心境になることでしょう。

「ここだけの話だけれど」と、悪口を言っていたその相手と会うと、親しく接することができることにも驚かされることでしょう。第三者に愚痴らねばならないほどの人物なら、なるべく疎遠にしたいと考える感性の持ち主には、この二面性には驚きます。
 親しい相手にも受け入れがたいところはある、その愚痴を第三者にこぼしているのとは違います。見下したり、軽蔑している相手に、進んで接近しているのです。親しくなりたいわけではありません。相手の持っている何らかの条件を、自分の仕事や利益に利用するために。
 もちろん、仕事と割り切って、苦手な相手とも平静を装って接することは、誰の日常の中にもありふれています。心理的な負担を感じることなく、やってのけられるのは一つの才能と言えなくもありません。近づいてこられた相手は、当初はこの人のドライさに気付かないことでしょう。
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