home インテリア 【億ション複数戸の総戸数100戸超なのにディスポーザーなし】クリオレジダンス横濱ザ・マークス4階73㎡6,645万円【坪単価300万円】

【億ション複数戸の総戸数100戸超なのにディスポーザーなし】クリオレジダンス横濱ザ・マークス4階73㎡6,645万円【坪単価300万円】

続けて、クリオレジダンス横濱ザ・マークス。

設計は三輪設計、施工は馬淵建設、そしてデザイン監修はデザインショップアーキテクツです。
デザインショップアーキテクツはクリオラベルヴィ錦糸町にも携わっていたのですが、そこでもインパクトのある意匠を提供していましたし、この物件も同様にクリオシリーズの中ではデザイン性に力を入れた物件なのは間違いないでしょう。

前回の記事で書いたように当物件は久々となる「レジダンス」というだけでなく、上層階に数多くの億ションを設計するというクリオシリーズとしてはかなり珍しいコンセプトとなっていることからしても期待のできる物件と言えるでしょう。

31mの高さ制限エリアに11階建という階高を確保しづらい設計のため、直床なのは残念ですし、総戸数100戸超というスケール感からするとエントランスが2層吹き抜けなどの広がりのある空間となっていない点にも物足りなさは感じますが、赤レンガ調のタイルを多く用いた重厚感のある外観、バルコニー戸境をコンクリ壁(ペラボーでない)とした設計などタワーでないからこそできる高級感を醸し出すことが出来ているのは良い材料の1つです。

横浜ミッドベースタワーレジデンスはみなとみらいアドレスではないので関係ないですが、みなとみらいエリアは景観条例によって建物の外観色が制限されていることもあるのか、少々単調なデザインのタワマンが多く高級感のある外観意匠の物件が残念ながら見当たりませんね。

当物件は外廊下設計というのもちょっと残念ですし、紅葉坂を上った先にはこの物件以上の高級感のある物件も少なくないので、それらと比べてどうかというのはありますが、みなとみらい駅方向へのアクセス性は当物件に優位性がありますし、タワマンに魅力を感じない方にとっては面白い物件の1つとなるでしょうか。

前回のクリオレジダンス横濱ザ・マークス

公式ホームページ
IMG_0823[1]
お部屋は73㎡の3LDK、南東向き中住戸です。新横浜通り沿いにはそこそこ高さのある建物があるので、低層階では視界に影響
がありますが、南~南西方向にかけては3階建が中心となっているエリアなので日照だけでなく視界的にも悪くないポジションとなります。

間取り的には中住戸ながら73㎡とまずまずの広さを確保しており、10~11階にある100㎡超のプレミアムプランを除くと物件内ではまずまず広さのあるものとなります。

当物件はこの南東向きの他、北東向きと南西向きで構成されており、いわゆるコの字配棟のような形となっているのですが、敷地形状的にこの南東向きの比率が高く、かつ、南東向き住戸にワイドスパンが設計されているのも1つの魅力と言えるでしょう。

特にこのプランは洋室1室を行灯部屋としてまで(共用外廊下の物件で行灯部屋を設計するのは非常に稀)LDの開口部幅を広げており、LD重視派にはたまらないものと言えるのではないでしょうか。

ワイドスパン、つまり、奥行(玄関からバルコニーまでの距離)を短く出来たことで玄関廊下はまずまずコンパクトに出来ていますし、それと同時にクランクインでプライバシー面への配慮のなされた玄関設計となっている点にも素晴らしさを感じます。

また、2WAYのキッチン及び洗面室となっていることで家事動線が魅力的、かつ、回遊動線があることによる空間的な広がりまでも期待出来そうなプランです。
奥行2mのバルコニーも良いですね。ちなみに前述のように当物件のバルコニー戸境は基本的にコンクリですが、このプランは下部がペラボーとなります。

坪単価は300万円。プレミアム住戸は坪単価400万円前後という水準なのでそれと比べると安く感じるというのもあるかもしれませんが、良好な南面条件を考えるとまずまずの水準と言えそうです。横浜ミッドベースタワーレジデンスの南東向きの低層階よりも高い水準にはなりますが、日産に視界を塞がれる横浜ミッドベースの南東向きよりもこちらの条件の方が優れているので違和感の少ない水準と言えるでしょう。

横浜ミッドベースは公社物件ながら特にお得感のある価格設定ではなかったのでそれと大差のない水準ではけしてお買い得感があるわけではないですし、横浜ミッドベースが分譲された1年ちょっと前よりも市況が悪化していることを考えればもう少し目に優しい価格帯であって欲しかったという思いもありますが、みなとみらいエリアには今後分譲マンションが誕生しない(みなとみらいにこれぐらい近い物件は少ない)ということもこの価格帯の後押しする材料にはなるのでしょう。

戸部などの丘上エリアでは現状も今後も物件供給が少なくないことが予想されますが、この物件のようにみなとみらい駅まで徒歩10分内となるポジションは多くはありません。ちなみに、ひと昔前であれば丘上が相対的に評価されてしかるべきで、このような低地エリアはもっと評価が低くともおかしくなかったのですが、このエリアに限らず世の中的に駅への交通アクセスや利便性の高さが重視される傾向になってきているのも確かなことですね。

設備仕様面は、食洗機やキッチンのフィオレストーン天板などそれなりのものにはなっていますが、総戸数100戸超、まして上層階には100㎡超のプレミアム住戸も存在しているというのにディスポーザーがないのは驚きです…。

総戸数50戸以上はある近隣のクリオ横浜セントラルマークスクリオ東神奈川などもディスポーザーはなかったですし、明和地所さんはディスポーザーはあまり積極的に導入しないデベロッパーではあるのですが、スケール感のある同じレジダンスのクリオレジダンス横浜新杉田には導入していましたし、億ションも少なくないこの物件で導入しないというのは理解し難い…。

管理費は176円/㎡。総戸数100戸超ながら、外廊下、かつ、ディスポーザーなしとしただけあってかなり安いですが、この価格帯及びコンセプト(ブランド)からすると220~240円/㎡程度であっても良いから内廊下やディスポーザーを導入した方が良かったような印象がありますね。市況の悪化によりコスト面の制約が強かったのか少々中途半端な印象のある物件になってしまったような…。

駐車場は全31台で身障者用1台を除きタワー型機械式です。
Top